世界とであうえほん


てづか あけみ

 

監修

辻原康夫

 

出版

PIE INTERNATIONAL

 

公式ホームページ

https://pie.co.jp/atezuka/


今回私が紹介する本は、世界とであうえほんです。今世界の人口は、約80億人います。そして世界には宗教も文化も違う様々な人がくらしています。この本は、そんな多様性について学べることができます。その中で、最初に紹介するのは挨拶の仕方です。日本では目上の人に対して挨拶をする時はお辞儀をしますが、世界では少し違った挨拶があります。例えば日本から近いフィリピンでは、目上の人に対して挨拶をする時は、目上の人の手をとっておでこに当てます。自分が不思議だと思ったのは、タンザニアで行われている挨拶で目をそらし、かがんで手をたたくというものです。自分の中では、相手から目をそらす行為が礼儀になっているのが不思議な感覚でした。

 

次に紹介するのは住居です。世界にはその土地の特徴を生かしてたくさんの住居がありますが中でもオランダの「ボートハウス」という住居を紹介します。まず、水の上に家があります。これだけでも珍しいですが、更に住所があるということに驚きました。どのような住所になっているのかとても気になりますね。

 

 

最後は、日本の常識が世界では違うということがあります。例えば日本ではお茶碗はもって食べるのに対して韓国では置いて食べるのがマナーになっています。アラブでは、男の人同士が手をつなぐのが当たり前になっていたり、ニュージーランドのマオリ人が舌を出して歓迎の気持ちを表すようになっていたりと、日本では当たり前ではないことがたくさんあります。私はこのような世界の文化や風習、習慣を理解していくことが多文化共生に繋がっていくと思います。多様な考えを持ち、自分の見方を少し違った角度から物事を見ることも大事だと感じました。みなさんもぜひ世界とであうえほんを読んでみてください。