監督
ロベルト・ベニー二
脚本
ヴィンセンツォ・セラミ
ロベルト・ベニーニ
制作総指揮
マリオ・͡コトネ
制作
エルダ・フェッリ
ジャンルイジ・ブラスキ
私が紹介するのは1997年にイタリアで公開された「ライフイズビューティフル」と言う映画です。この作品は作中で主人公も務めたロベルト•ベニーニが監督も兼任し、第71回アカデミー賞で主演男優賞、作曲賞、外国語映画賞の3部門を受賞しました。
物語の舞台は第二次世界大戦下のドイツ。主人公でユダヤ系イタリア人であったグイドと妻であるドーラそしてまだ幼い息子ジョズエの3人は強制収容所に連行されてしまいました。そこでの過酷な生活を乗り越えるためにグイドはジョズエに対してこれはゲームなんだという嘘をついたりなどしてなんとか日々をやり過ごしていたのですが…。
この作品で私が皆さんに感じていただきたいのは「全人種に共通する親が我が子のことを思って行動するときの強さ、素晴らしさ」です。この映画の中でグイドは自分ももちろん辛いだろうに1番に考えていたのはいつも幼いジョズエのことでした。ジョズエはもちろんグイドに支えられていましたがグイドもまたジョズエに支えられていたのです。
この映画を見て私は親が我が子のことを思って行動するということは、どの人種であろうが関係なく行われていること、親子が互いに生きる活力を与え合い、支え合う存在であるということを知ることができました。
皆さんもこの作品を見て自分を育ててくれた人たちに今一度感謝を伝えてみてはいかがでしょうか?